河津桜
朝から小雨が降る中、日帰りバスツワーで伊豆の河津桜を見に行ってきた。インターネットで調べたら、今年は例年より開花が20日ほど遅れているということで、まだ1分咲き程度だとの情報であった。
河津桜とは、
河津桜の原木を、河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃、偶然発見したさくらの苗を、自宅に植えたところ、1966年(昭和41年)から開花が見られ、1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けました。
伊東市に住む勝又光也氏は1968年(昭和43年)頃からこのサクラを増殖し、このサクラの普及に大きく貢献されました。一方、県有用植物園(現農業試験場南伊豆分場)は、賀茂農業改良普及所、下田林業事務所(現伊豆農林事務所)や、河津町等と、この特徴ある早咲きサクラについて調査をし、このサクラは河津町に原木があることから、1974年(昭和49年)にカワヅザクラ(河津桜)と命名され、1975年(昭和50年)には河津町の木に指定されました。
カワヅサクラは早咲きオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されています。
ということで、まだ桜並木は小さくて桜としての見応えはないが、2月に咲く早咲きということで、最近が観光客がたくさん来るようになったとのこと。今日も駐車場にはバスが50台ほどとまっていた。
「休眠打破剤」を試験的に投与された河津駅前の3本の桜のみ、開花し見頃になっていました。
<駅前の桜>
<峰温泉川沿いの歩道は、観光客で一杯でした。>
<峰温泉川沿いの桜並木の1分咲き>
<梅も咲いていました>
<河原で見かけたサギ>
<カモも泳いでいました>
桜並木の散策後、バスは稲取海岸に出て「つるし雛飾り見物」に行きました。
朝から降っていた雨は、午後の桜並木の散策の頃には上がり、帰りのバスからチラリと富士山を見ることが出来た。桜は満開ではなかったが、一日ゆっくとバス旅行を楽しむことが出来ました。