大雪その2

 我が家の東には、広い田んぼが広がっている。そこからは群馬県の山々を見ることが出来る。今回の雪景色がどうなっているか見に行った。
 山を見ながら、上毛かるたを思い出した。
 上毛かるた(じょうもうかるた)は、1947年(昭和22年)に発行された郷土かるたである。群馬県の土地、人、出来事を読んでいる(全44枚)。上毛とは群馬県の古称。
毎年1月の予選大会の後、2月に行われる上毛かるた県競技大会に向けて、群馬県内の子供たちは、冬休みを利用するなどして練習に励む。そのため、子供時代を群馬県で過ごした人は、かるたの読み札をほぼ暗記している。
札の中で、「ち」の札だけは、時代によって読み札の文言の一部が変化する。「力あわせる『**万』」の『**万』の箇所に、その時代の県人口が入るためである。1947年(昭和22年)の国勢調査による県人口は157万2787人で、初版発行時の「ち」の札は「力あわせる『百六十万』」であった。1993年(平成5年)から『二百万』となっている。
 その上毛かるたに沿って山を紹介する。
榛名山
 かるた : 登る榛名のキャンプ村

赤城山
 かるた : 裾野は長し赤城山

妙義山
 かるた : 紅葉に映える妙義山
       中央のごつごつしているのが妙義山、左の平らな山は荒船山

浅間山
 かるた : 浅間のいたずら鬼の押出し
   浅間山は長野県との県境にあるため、山はかるたに採用されなかった?