ボリビアの珍しいもの その4(記W)

 10月17日から20日まで、サンファン移住地に出かけました。ここでは、開拓時代を忘れないように、町の中心部の近いところに約14ヘクタールのジャングルを残しています。今このジャングルの一部を公園にして憩いの場にする工事が進んでいます。池を作ってボートを浮かべたり、バーベキューが出来るようにしています。もちろんジャングルにも遊歩道をつくり、散策できるようにするとのことです。
<モタクの木・この葉を20Cmほど屋根に葺く 中にコウモリやフクロウが巣をつくることがあるとのこと。 この実は動物たちのえさになる>

 工事の様子を、日本人会の会長のHさんに説明していただきました。開拓時代の「モタクの住居」に使用したモタクの木やジャングルの中の生き物についてもいろいろお話を伺いました。その話の中で、「運び蟻(学術名は?)」の話があり木の葉を巣の中に運び、発酵させてキノコを栽培し食べる話がでました。(以前NHKの放送でも見たことがあったと思いますが。)
 そのお話を聞いた帰りに宿舎の庭でその「運び蟻」を見つけましたので紹介します。
<運び蟻が、木の葉を巣に運び入れているところ>

 まず、庭の草むらの中を、たくさんの蟻が列をつくって木の葉を運んでいました。それを逆に辿って行くと「シエテ・コパス」という木から葉を運び降ろしていました。
<葉を運び降ろしている蟻 葉を取りに戻っている蟻がすれ違っている>


 ボリビアでの私よりずっと働き者です。