ボリビアの農場(記W)  

 ボリビアは、今初冬である。今日は23度と比較的暖かいが、スールという南風が吹くと15度くらいまで気温が下がり、長袖シャツにジャンバーを羽織るようになる。
 オキナワ移住地の農業は、主に大豆と小麦を生産している。大豆は夏に、小麦は冬に作る。今は、小麦が伸びてきて、畑は緑の絨毯を敷き詰めたようになる。6月20日(金)にHさんの畑を案内していただいた。
<30Cmほどに育った小麦>
 畑は、向こう側まで2Kmほどある。

<このくらいの時すでに茎の中には、穂がしっかり形になっている>
 今は順調に育っており、この後、若干の雨が降ると、豊作になるとのこと。

<畑の真中で記念撮影>

<空には悠々と鷹が舞っていた>

 前にも紹介したが、ここでは非耕起農業と言って、前の作物を収穫後耕さずに次ぎの種を蒔く。ここサンタクルスの冬は、乾季は雨量がとても少ないが、耕さないで水分の蒸発を少なくすることにより、作物を生長させることができるようである。
 耕さないため、前の作物の茎や葉が地面を覆っているのも水分の蒸発を防いでいる。