ガラパゴス諸島への旅 6、7日目(記W)

 7月15日(日)と16日(月)は、エクアドルの首都キトに戻っての、市内観光と周辺の町の見学である。
 15日の9時に旅行社が手配した専用車で、キトの北へ100Kmほど離れたインディヘナの土曜市で有名な「オタバロ」に向かう。途中、赤道を越える。
<赤道記念碑で赤道を跨いでの記念撮影>
 有名なサン・アントニオ村の赤道記念碑ではない。(方向がちょっと違う為)
 この丸い塔は中が空洞になっていて、地面に鏡が据えられている。年2回、この鏡に太陽が写る。(日本の春分秋分

<途中のドライブイン遊んでいたインディヘナの少女たちと記念撮影>
 肩にきれいな刺繍がしてある白いブラウスに紺のスカートが特徴。ボリビアの原住民と顔立ちが異なる。
 
オタバロの町並み>

<市場で手編みの帽子と織物を売るインディヘナのおばさん>
 売り物の帽子をものすごいスピードで編んでいる。

 16日(月)は、午前中シティーツワーに参加しての市内観光である。(14名程のツアー客と一緒)
 南米一古い歴史をもつ「サン・フランシスコ教会」や「カテドラル」を見学。
<カテドラル前での記念撮影>

<パネシージョの丘に立つ聖母像
 高さ180m程の丘で、ここから新旧キトの町を一望できる。

 午後は、最初に植物園見学に出かけた。原種に近いと思われる小ぶりの蘭が沢山咲いていた。


 植物園の次は、ラテンアメリカを代表するキト生まれの「オスワルド・グアヤサミン」のアトリエに行った。彼の作品と、2000年程前の土偶や土器が展示されている。土偶や土器は彼が収集したもの。
<シャーマンの土偶

<彼の代表作の「手」の前で説明を聞く>

 これでエクアドルガラパゴス)の旅は、最後である。珍しい動物との出会いやキトの見学など本当に充実した旅であった。ちょっと残念なのは、ガラパゴス諸島での日程が3泊4日と短めだったために全島を廻れず、ペンギンやフラミンゴに遭えなかったことである。