アパート探しと引っ越し(記H&W)

 こちらに来て、すぐにアパートを探し始めました。部屋としては申し分ない物件(新しくて、きれいで、バスタブ有り)がありましたが、カラオケバーの上の部屋で、騒音に悩まされそうなのであきらめました。
 事務所から、少し離れている坂の上の新築アパートを紹介され、2階の部屋でオーシャンビューも気に入り、ここに住むことにしました。(バスタブがなくシャワーだけなのが唯一の欠点)
 大家さんは、隣の部屋に住んでいる国務大臣のサンドラさん(女性)夫妻です。こちらのアパートは、ボリビアと違い家具付きでなかったのですが、2年間で帰らなければならないので頼み込んで必要なものをほとんど付けてもらいました。
 28日に無事引越しが終わり、初日から快適な暮らしをしています。ただ、こちらのアパートは西洋式で照明が暗いため、電気スタンドを持って来なかったのは悔やまれますね。今日は買い物デーとして町を歩きます。
 とにかく、日本では20万円以上の物件ですぞ!
<アパート全景> 右側の3階右から2番目の部屋

 昨日は、教育庁を出たところで大統領に会いました。私が自己紹介したら側近がよく知っていて「この人はXX歳です。」とまで伝えたので、「女性の年をいうもんではありません。秘密よ!」としゃじけて言ったら皆が笑っていました。
 大統領から「あのテントのしたで何をしているのか分かりますか?」と聞かれたので、赤十字のマークを見ながら「献血ですか」と聞いたら「ハイチへの寄付です」と言われて、すぐに募金しました。同期のうちで大統領にあったのは私だけでしょう。
 昨日、シャワーのお湯が出ないので、早速「ミズシャワーだよ」とメイドに言ったら、隣の大家のマルチェロさん(ご主人)が出てきて様子を見た結果「技術者をすぐに回します。」と言われました。イタリア人と聞いていたので、「ボンジョルノ」とイタリア語で話したところ喜んでくれ、昔のイタリア映画の話題で盛り上がりました。今日は、魚を3匹届けてくれました。お礼を兼ねて、日本で着物の帯を買った時のおまけの虎のカレンダー(絹でできている。桐生の新井さんという作家の作品)を挙げたところ、「自分はよく魚をもらうんです。隣人のアナタに分けました。」と。今後もシェアーが続くといいいな、、。
 来週から、しっかり勤務します。