赤城自然公園 神秘の渡りチョウ アサギマダラ

 9月28日 娘夫妻と渋川教会の礼拝の後、赤城自然公園の散策に出かけた。ここは、春、夏、初秋、晩秋と4期に分けて、開園される。今は、さまざまの秋の花々と、神秘の渡りチョウ「アサギマダラ」の飛来が楽しめる。
 散策を始めるとすぐに「アサギマダラ」に出会うことができた。
<フジバカマにとまるアサギマダラ>


アサギマダラは、「神秘の渡りチョウ」と言われており、この時期に本州で懐妊し、これから1〜3ヶ月かけ南の島へ向かう。最南端は、1300Km離れた、奄美大島近くの喜界島である。


 ここ赤城自然公園で、渡りチョウの生態調査のためのマーキング体験を行っていたので、参加した。採集網を借りて、チョウの採集を行う。幸いすぐに捕獲することができた。係員のところに持っていきマーキングを行う。
<マーキング 採集日 採集者の名前を登録> 私の蝶はAP1389番

 このチョウは、捕まると死んだふりをして、じっとしている。マーキング後手のひらにおいておくと数秒して飛び立って行く。

 この後、散策を続け昆虫館へ向かう。昆虫館には、ここ赤城自然園で放たれたチョウが喜界島で採集された見本が展示されていた。
<昆虫館>

<平成2年10月5日にここで放たれたチョウが、平成2年11月4日に喜界島で採集された。>
 役1ヶ月で、1300Kmを飛来している。脅威である。

 ここ自然園の草花については、次号で紹介します。