東北の祭り④ 花輪

盛岡を4時に立ち、「花輪ばやし」が行われる鹿角市(かづの)まで80km車を飛ばす。
祭り直前にホテル到着。鹿角市には4件のホテルがあるようだが、3か月前に申し込んだところ全て満室だった。キャンセル待ちに入れておいてまったところ直前に電話がなった。
6:30ホテルの方が「桟敷席の人は出発です」と言うので、後に付いて行く。鹿角花輪駅前に設えられた桟敷席に座ると、7:00すぐに「町踊り」が始まった。

20分間、津軽三味線の音に合わせて7曲くらい婦人が踊り、その後、いよいよ花輪ばやし一番の見どころ屋台が次から次へと賑やかなお囃子に合わせて登場しました。
屋台は桟敷席ぎりぎりに運行され迫力満点。

お囃子の太鼓をたたく方は若い男性ばかり。理由が分かりました。なんと、彼らは屋台に乗らず歩きながらバチを振り上げているのです。あとの鐘、三味線、笛の方たちは屋台の上で演奏しているのに。
実は、このお囃子は審査されていて祭りの最後に優秀町内が発表されました。

十の町内から十の屋台がくり出し、駅前に並びます。夜空に浮かぶ十の屋台は幻想的で日本の祭りそのもの。
観客もうっとり。十台全部を画面に取り込めず残念。


ホテルへの帰り道、中央通りの両脇に夜店が出店していたので最近の夜店事情を楽しみながらゆっくり歩いて帰りました。金魚すくいでは若者がなんと28匹も釣ったのです。その素早い動作に驚愕。紙を縦に使い金魚が紙の上に乗ったと同時に入れ物を近づけるのがコツでしょうか?ヨーヨーすくいは昔ながらの丸いヨーヨーではなくてアニメのキャラクターでした。お面もしかり、オカメヤやヒョットコではなくキャラクターでした。