アフリカ7 マサイマラ国立保護区 西

 ケニアのマサイマラ国立保護区は、1812平方Kmと群馬県の1/3くらいの広さで、南側はタンザニアセレンゲティ国立公園と接しており、動物たちは自由に行き来している。この時期は、タンザニアよりケニアの方が雨が多いため、ヌーやシマウマの大半は、ケニアに移動してきている。
 今回の旅の一番の期待は、このヌー大群の川渡りを見ることである。運が悪いとそれを見ることはできないとのこと。
<マサイマラ国立保護区の入口>

 公園内のドライブを始めるとすぐに、タンザニアでは見かけなかったヌーに出会う。
<ヌーの群れ>

タンザニアの草原は、枯草だったがこちらは緑の草も交じっています。>

<ライオンは、ケニアのもたくさんいます。腹いっぱいなのか寝そべっていました。>

 こちらに来て初めての動物たちにも会いました。
<ウオーターバックとヌー>

<ウシ科のトピです。>

<ハゲコー>

 ヌーが草原を大移動していました。明日川渡がみられることを祈って!!

 公園の西側にある「マサ・セレナ・ロッジ」に連泊です。・
<ロッジは、公園の景観を損ねないよう地味な色使いになっています。>

<レストランは、洒落た造りになっていました。>

 朝7時半、ドライブに出発
<ライオンの夫婦に遭遇。車のそばを悠々と通過。車の天窓が大きく開いているので、ちょっと気になります。>

<少し走ると別の夫婦ライオンが、寝ていました。>

<すると、やおら起き上がり???>

 午前10時、ヌーの川渡のビューポイントに到着。川を覗き込んだり、後ろへ戻ったりしていますが、なかなか渡りはじめません。

 待つこと2時間。突如渡りはじめました。

 大ジャンプして飛び込むものもいます。

 シマウマも一緒に渡ります。ヌーとシマウマは、仲が良く餌を食べているときも、目が良いシマウマと鼻が良いヌーが、ライオンなどの警戒を協同して行います。

<急流に流され、おぼれそうになったヌー、何とかもとに岸に引き返すことができました。>

<対岸で川渡を見物する車の列!!>

 川渡が終わり、20分程すると別のヌーの群れがやってきました。この群れは、前の群れと違い、到着するとすぐに渡りはじめました。


<2回目は、ビューポイントを移動したので、対岸へ上がる様子も見ることができました。>

 川渡りがすんでも、1/3くらいは渡らずに残っています。明日チャレンジするのでしょうか?

 川下へ行くと、ヌーの死骸がありました。おぼれ死んだのでしょう。

<この川には、ワニもいました。今日はワニには襲われませんでしたが、その危険もある川渡りです。>

<カバも下流にたくさんいましたが、草食動物なのでこちらに襲われることはないでしょう。>

 今日は、今回の旅行の最大の目的であるヌーの川渡りを2回も見ることができ、ラッキィーでした。