100万人大集会(記W)

 13日〜15日までサンファン学園の日語の終業式に出るため出かけました。先に報告した宿舎の「運び蟻」は今回もせっせと木の葉を運んでいました。本当に働き者です。日本の蟻は冬の間は、お休みしていると思われますが、ボリビアは日本のような冬が無いので一年中働いているでしょうか。
<木の葉を運び入れる巣の入口 木の葉が入るようかなり大きい 宿舎の庭にて撮影>

 さて、この15日(金)にエボ大統領率いるマス党に対してサンタクルス県以下3県が自治を主張して開いた集会が、サンタクルスの我が家のすぐ近くのキリストの銅像前で午後4時から開かれると聞き、またしても交通が遮断される心配があるため、サンファンでの日語の卒業式を済ませて、急いで帰ってきました。幸いサンファンを10時に出ることができたため、ちょっと迂回をする必要はありましたが無事12時半には我が家に着く事ができました。その後集会開始の4時までには間があるので、集会場のすぐ近くでおいしいピザを食べた後、のんびり集会場の様子を見に行ってきました。
キリスト像前の演台 ここで県知事の演説や音楽・歌の演奏が行われた 勿論テレビ放映有り>

 サンタクルスでの集会は、100万人の大市民集会と銘打っての集会で、100万人を目標にしたようですが、私の推定ではそれでも20万人くらいは集まったと思われます。(後楽園球場の4万人の観衆と比較して、参考:サンタの人口130万人) 
 どこから人が出てくるのかと思うほど沢山の人が集まり「AUTONOMIA]と大声で叫びながら気勢を上げていました。でも、そこは南国、演説の合間には音楽あり歌あり,そして踊りだす人ありでほほえましく思いました。4時から始まった集会も、9時半を過ぎて、ようやっと人々の波が引けました。感心したのは、翌朝には周辺のゴミはきれいに片付いていたことです。
サンタクルスの旗 緑と白のペイントをしてもらう少女たち アパートの前にて撮影>

<報道ヘリコプター、報道用はしご車と群集 裁判所ビルの屋上にも観客が 部屋の窓から撮影>

サンタクルスの旗「緑と白」を振る群集 アパート前にて撮影>