イグアスの滝 アルゼンチン編(記W)

 イグアスの滝は、ブラジル、アルゼンチン、パラグァイの国境にある世界最大の滝である。滝幅4Km、最大落差84m、大小300もの滝があり、毎秒6万5千トンの水量がある。
 特に雨季に当たる今頃は水量も多く、豪快な表情を見ることができる。ガイドの説明では、1ヶ月ほど前にはまったく水がなかったところも、今では大量の水が流れているとのことである。
 また、深い密林に覆われている公園内には、500種類もの蝶や珍しい昆虫や鳥、小動物がいるとのことである。これらも観察も楽しみである。
 今日は、ボートの乗って滝つぼ近くまで行くと予定なので、水濡れに対し充分な支度をして行くことにした。
* 荷物は、すべてビニール袋に収納
* 着替え一式持参
* 娘Cは、水着で出発
 朝8:00大型バスで出発。今日も国際色豊かな総勢30人ほどのメンバー、我々以外はスペイン語ができる人たちなので、ガイドは我々の為だけに英語での説明を追加してくれた。
 アルゼンチン側の公園入口から、20分ほど歩いたところで、電車に乗って昨日ブラジル側から見た滝を反対側から見るところに行く。10分程で電車をおり、川に架けられた桟橋を1Kmほどいくと滝の上に出る。途中で沢山の蝶や鳥を見ることができた。水しぶきで、ボートに乗る前からずぶ濡れである。
<アルゼンチン側の桟橋の先端より撮影 Salto Unionと名づけられている滝>

 電車で、もとの駅に戻り今度は徒歩で滝巡りをする。この滝はブラジル側からは見えない滝で、行程5Km程である。ブラジル側の滝とは別の顔を見せてくれる。
<Salto San Martin と名づけられた滝  ブラジル側からは見えない滝>

 滝巡りのあとは、ボートでの滝つぼ挑戦である。40人程の乗客を乗せ、滝つぼ間じかまで接近する。バケツをひっくり返したほどの水がかかる。雨合羽を着ても殆ど防水の効果なし。
<ボートからの撮影:滝つぼ突入前  滝つぼ間じかでの撮影は断念>

<ボート乗り場で乱舞する蝶>

 公園内では、沢山の蝶に出会えたほか、リスやアライグマ、オオトカゲ、蝉などにも出会えることができた。
<公園内の蝉>