コチャバンバ市内見学(記W)

 2月24日(土)、25日(日)とカルナバルを見学するため、コチャバンバ市へ出かけた。カルナバルの報告はHさんが行うということで、この項では市内の様子を紹介する。
 ボリビアの他の町と同様、町の中心にセントラル公園があり、その周辺には教会がある。
<左側が1571年に建てられたカテドラル、右側は18世紀の建物>

同行したAさんが「地球の歩き方」で調べたら、セントラルの近くに考古学博物館があるということで、日曜日の朝一番に、地図をたよりに出かけた。ところが「地球の歩き方」には日曜日も午前中は開いているとあったが、現在は、土曜、日曜は休館ということで、見学することが出来なかった。「地球の歩き方」の記事を書いたのが昔だったため、メンテされなかったのだろうと諦めた。(後ほど雑誌社に教えてやろう・・・)
<Santo Domingo 教会の聖体拝受>

 公園周辺の教会のミサを3箇所ほど見学して、ホテルに戻った。
<公園周辺の靴磨き:1回3BS=¥45 テントの下で>

 以前、イグアス旅行の途中、ラパス行きの機内で隣あわせたコチャバンバ在住の女性に連絡したところ、市内見学をさせてくれるということで、厚かましく好意に甘えることにした。午後3時(実際は、ボリビア時間で、50分遅れ!!)に妹さんとふたりでホテルに迎えに来てくれた。
 最初に彼女のオフィス近くにある、錫の大富豪の邸宅と博物館を見に行ったが、ここも日曜日ということで残念ながら休館だった。周りから大邸宅の様子を見るだけだった。
<人間と比べてください>

 次はお目当てのキリスト像見学である。市内より265mほど高い山の上に有り、高さもブラジルの首都ブラジリアのキリスト像より、3m高く40.44mある。当然、市内のどこからも見ることが出来る。我々の泊まったホテルの窓からも正面に見ることが出来た。
 像の中は、高崎の観音様(高さ41.8m)のように、内部に階段があり登れるようになっている。もちろん二人で最上部まで登った。高崎観音の階段は昇り降り別になっているが、ここの階段は一人がやっと通ることが出来る幅なので各階ごとに譲り合う必要がある。各階では直系30Cmほどの穴から外をみることができる。天気が良かったのでコチャの町が眼下に一望でき、素晴らしい眺めを堪能した。
<世界一のキリスト像からの眺め コチャの町一望>

 キリスト見学の後、彼女たちが利用している会員制のスポーツクラブに行った。テニスコートが15面、プール、乗馬(通常は自分の馬を預けておくらしい)、サッカー、バスケットとゴルフ場まで揃っていた。両親もここでテニスをする家庭ということなので、結構上流階級と思われる。次回来るときは、十分時間をとってここで過ごすよう勧められた。
 ちなみに、彼女は“TIGO”という携帯電話会社の人で、妹さんは旅行保険の会社に勤めている。姉はアメリカ留学、妹はベルギー留学の経験者である。
<四人で記念撮影>

 コチャの市場(カンチャ)には、手ごろな地元産のお土産があるということで、ぜひ行きたかったが、時間がなくなり今回は諦めた。