ボリビアのゴルフ場 その3(記W)

 ここサンタクルスには、3箇所ゴルフ場があります。
 今回は、その中で一番整備されていない「KIM」ゴルフクラブを紹介します。
 20年以上前にサンタクルス市の南部に石油の精製場(下の写真)を作るとき、その立ち上げのためにきていた米国人の余暇のために作ったのが始めとされているようです。その後は払い下げられ、当時から主に日本人と韓国人が利用し始めたようです。
 オキナワ移住地の人も、ここでゴルフはここで習い始めたようです。(今は移住地に一番近い飛行場の近くの「MAPAIZO」ゴルフクラブに行っている。)
<遠くの煙突が石油精製場>

 当時からJICA関係者も良く利用したということで、現在もJICA関係者の月例会は殆どこのゴルフ場で行われます。
 ここは9ホールしかありませんが、それぞれティーグランドが二つずつあり、アウトのミドルホールがインではショートになったり、ミドルホールがロングホールに変わったりして、変化をつけています。
 コースは、アウトコース 全長3274m パー 36
      インコース  全長3464m パー 36
 昨年の10月から、今までJICAの月例会に4回(日曜日3回、土曜日1回)ほど出席しましたが、我々以外のプレーヤーが居たことはありません。そんなこんなでグリーン、フェアウエイとも整備状態は最悪です。この2,3月は雨が多かった為、フェアウエイも芝が刈れず、ラフ状態でその上あちこちが水溜りでした。
 でも、以前からこちらにいるJICA関係者は思い入れがあるのかこの状態でも月例会の場所を変えようとはしていません。(他の2箇所のゴルフ場が特別混んでいる訳ではありません。)
 JICAの月例会がなければ、一ヶ月にプレーヤー「0」もあるかもしれませんね。
 月例会の前には、必要キャディー数とプレー後の食事予約を入れます。予約しなければ、勿論キァディーもいなく食事も出来ません。
 ちなみに、プレー費は$15、キャディー費は30BS(450円)です。
 前回私についたキャディーは、初めてらしくバックを肩から斜めに掛けて背負っていました。
<通常はこの二人の女性のみで管理しているらしい。食事も彼女らが作る>

<フクロウはここにも沢山います。写真をとろうと近づいたら飛び立ちました。>
ちなみにこのフクロウのいるところはフェアウエイです。ラフではありません。

<カメラマンを睨みながら飛んでいます。>

<珍しい植物がありましたので紹介します。
  花びらの様な葉っぱのような??? 勿論名前は分かりません。>

 こんなゴルフ場ですので、何時つぶれるか風前の灯ですが、なんとか今もっているのは併設している土地を分譲地として、切り売りしているからであろうを推測しています。地主は米国に在住している金持ちか??