ボリビアの母の日(記W)

 世界の国々の「母の日」は、まちまちである。日本やアメリカ、中国の「母の日」は、5月の第2日曜日である。イギリスは、イースターの2週間後の日曜日なので、4月の中旬になる。ここボリビアの母の日は、5月27日になっている。
 日本の母の日は、せいぜいカーネーションの1、2本を贈るのが関に山であるが、ボリビアではどこでも盛大に母への感謝の会を行う。
 オキナワ日ボ校でも、5月26日に生徒達が趣向を凝らした、ダンス・寸劇などを、父兄を招待して披露した。
 スペイン語の先生方の指導によるものが主体で16種ほどの出し物が準備されていた。日本語の方は、4種の出し物である。もちろん、スペイン語、日本語でそれぞれ演じられる。みんな小学校の内から、日本語とスペイン語バイリンガルである。
 出し物の一部を写真で紹介する。
<5年生から8年生による “Est mujercita” の合唱 スペイン語の音楽担当の先生が指揮をしていた>

<幼稚園児によるダンス ピエロの鼻が可愛い>

<2年生によるインド風ダンス 衣装はレンタルで15Bsほどだそうである。結構色っぽい>

<4年生の闘牛士のダンス この衣装も全てレンタルである。スペイン支配の歴史が感じられる>

<日本語の部の「あいうえおマーチ」 3年生から5年生が自分の習字を用いて演技>

<ほぼ満席の観衆 やはり母親とおばあちゃんがほとんどである>

 発表が終わった後には、父親の手による昼食は全員に振舞われた。