ジャングルツアー(ルレナバケ行き)2日目(記W)
ルレナバケのジャングルツアーには、「JUNGRES TOURS」と「PAMPAS TOURS」と2種類のツアーがある。「JUNGRES TOURS」は、ジャングルを歩くのが主体のツアーで、「PAMPAS TOURS」は、草原を歩くのが主体のツワーである。「PAMPAS TOURS」の方が、動物との出会いが多く楽しいとの情報を得ていたので、こちらに参加することにした。今の時期は、水か少ないため水辺に集まる沢山の動物を見ることが出来るが、雨季になると、交通の便も悪くなり、動物も何処かへ行ってしまうため殆ど見ることが出来ないとのこと。ツアーに最適な時期は、乾季の6月から9月までに限られる。
メインストリートに沢山のツアー会社がある。3軒ほどで様子を聞いたが、何処も一人1日US$20、2泊3日のツアーでUS$60とのこと。JICA青年Sさんが利用したことがあるというFLECHA TOURS社で価格交渉し、一人US$50にしてもらった。7回の食事、2泊の宿泊代、交通費、Tシャツ代込み。
ツアーの概要は、
1日目 9:00出発 車で3時間半、川(RIO YACUMA)をボートで上り川沿いにいる鳥や動物を見ながら宿舎へ。
2日目 7:00起床。午前中は、アナゴンダを探しに草原でトレッキングを行い、午後は、ピラニア釣り。
3日目 5:30起床。朝日を見に行った後、午前中はピンクイルカを見に行き、昼食後、帰路につく。
<PAMPAS TOURSの案内図>
ツアーで見ることが出来る動物を紹介している。このうちどれに遇えるかは、運次第?
朝9時にホテルに迎えに来てくれるというので、8時半頃出掛ける準備をしていたら、30分も早く迎えが来た。ここボリビアでは遅れることはあっても早まることは無いはずなのに、あわててチェックアウトを済ませ車に乗り込む。ツアーメンバーは、他のツワー会社から合流したイギリス人の2カップルと、ドイツ人の女性2人の計8人。ガイド、ドライバーとコシネーラ(女性の料理人)を加えた総勢11人だ。
<メインストリートで出発の用意をしている車>
この朝は、10台くらいの車が準備をしていた。
川までの道はもちろん舗装してない悪路で、乾季の為ホコリがものすごい。10分乗っていただけで、全身埃だらけになってしまった。でも、雨季には泥んこ道になるのでもっと大変とのこと。
<途中行きあったトラックの舞い上げるほこりを見て下さい>
<トラックが通り過ぎた後>
<途中、焼畑をしてるところを通る>
14時に川に着き、ボートに乗り込む。乗客8人分の椅子も用意され快適な川上りが始まる。川幅は20mくらいで流れはゆるやか。日本のスズキ製のモータボート用エンジンを使用した全長12mの木船である。
出発すると、すぐに動物達との対面が始まる。
<カピバラの家族>
3時間ほどの船旅の間に20組程の家族に遭遇した。
<悠々と寝そべるワニ>
この写真のような黒いワニと、茶色のワニがいる。黒いワニのほうが体が大きく2mくらいのもいる。
<流木に群がる、亀の集団>
親亀の背中に小亀、小亀の背中に孫亀・・・・・を絵に描いたよう。
猿や沢山の鳥たちにも出会えた。写真は、3日目以降に紹介しよう。
宿舎は、食堂と宿舎に分かれている。
<炊事場兼食堂>
宿舎の管理人夫妻とコシネーラが作る食事は、どれも美味しかった。旅行客はボリビア人よりヨーロッパ人が多いため、スパゲッティなどボリビア食ではない。
<宿舎>
周りは、虫除けの網があり、ベットには個人用の虫除けの蚊帳が吊ってある。
夕食の前に、夕日を見に行く。展望台には自家発電で稼動している冷蔵庫があり、よく冷えたビールを飲みながらの夕涼みは快適。
夕食後は、ボートで夜行動物探索に行く。懐中電灯を照らすとワニの目が赤く光る。子どものワニは、昼間は敵に襲われるので出てくることはないが、15Cmくらいのワニ(孵化後10日程)の子どもが盛んに活動していた。蛍らしき光もあちこちに見える。
<ワニの目が光っている>
<子ワニが4匹ほど泳いでいるのが分かりますか>