ジャングルツアー(ルレナバケ行き)3日目(記W)

 朝7時起床。朝食後、アナゴンダを探しに草原でのトレッキングに行く。湿地帯もあるので、全員膝上まである長靴を借りて、船で8時に出発。15分ほど川を下った所で船を止め、川岸を登って草原(パンパス)に出る。見渡す限り腰の丈ほどの葦の原を一列で歩いてゆく。途中可愛い花も咲いている。
<見渡す限り葦の原>
 本当にアナコンダに遭えるだろうか。遭うのも怖い気がするが、怖いもの見たさの気分も手伝って。

<草原に咲く花、名前は???>

 1時間ほど歩くが、アナコンダの影も形も無い。ガイドが湿地で蟹を見つける。雨季になると1m以上浸水して草原は大きな沼に変身するとのこと。巻貝の殻もあちこちで見られ、生きている蟹も何匹か発見。
<結構大きな蟹>

 ヒヤシンスに似た花が、湿原に沢山咲いている。


 2時間半ほど歩くが、やはりアナコンダには出遭えない。ガイドは私たちを木陰に導き「アナコンダを探してくるので休んでいてください。30分くらいで戻ります。」と言って、一人で探しに行く。責任感が強いのだろう。しかし、1時間しても帰ってこない。迷ってはいないだろうかと皆で心配したけれど、広いパンパスをどう探せばよいのか、宿舎にどう帰ればよいのか誰にも分からない。1時間半ほどしてガイドのジョリーさんがもどり、皆ほっとする。ジョリーさんの手には残念アナコンダが握られていなかった。
<休んでいた所に咲いていた花、カンナの原種か?>

<往復の船から見えた鳥、鵜か??>


コウノトリの巣、ヒナが二羽孵っている>

 1時半頃、宿舎に戻り昼食。昼寝をした後、ボートでピラニア釣りに出かける。宿舎の管理人夫妻が、釣り場を良く知っているとのことで同行してくれる。30分ほど上流に行った所で釣りを開始。餌は、牛肉を小さく切ったもの。釣り糸を2mほどに伸ばし、水面に投げ入れるとすぐに引きが来る。引きは早いが、餌だけ取られて、なかなか釣り上げることが出来ない。最後には、牛肉の餌もなくなり獲物の魚を小さく切って、餌の代用。この餌でもすぐに引きが来る。
 全員で2時間ほど釣りを行い、30匹ほどの収穫。夕食時に唐揚にしてもらい、賞味する。残念ながら2度揚げしてないので、骨まで丸ごと食べることは出来なかったが味は最高。
<釣り上げたピラニア>

 帰りに、昨日とは違う夕日の見所へ寄り、またしても冷えたビールを頂く。宿舎には、残念ながら冷蔵庫がないので冷えたビールはない。
<草原に沈む夕日>
 昨日より雲が少なかったため、夕日を良く見ることが出来た。

 今日は、夜の探索もなくトレッキングで疲れたため、早めに就寝。明日5時半の朝日見学に備える。