世界最南端の町 ウシュアイア(2日目)記W

 12月19日(水)「マルティアル氷河のトレッキング」 
 今日はウシュアイアの町の背後にそびえるマルティアル山脈の氷河にトレッキングに行くことにした。この山脈の最高峰は1450mとそれほど高くはないが南緯55度にあるため、夏でも氷河がなくなることはない。
<リフトから眺めたマルティアル氷河>

 前日、観光案内所で特にガイドをつける必要はないと聞いていたので、タクシーでリフト乗り場(標高385m)まで行きリフトに乗る。リフト代は、A$25(1000円)
 リフトからの眺めは、麓はブナの森が広がりその上に雪を頂く峰が連なるという素晴らしい景色である。ちょうど晴れ間が見えてきたので絶好のシャッターチャンスだった。
<リフトからのブナの森>

 標高585mのリフト駅から、1000m地点まで1時間半ほどのトレッキング開始。30分ほど歩くと氷河に出る。

<氷河を登っていくと、途中の岩場に高山植物のような花が咲いていた。>

<氷河の上から見たウシュアイアの町>

 山は天候が急変すると言われているが、この日も途中から雨が降り出し、最後はコウモリ傘をさしての下山となったが、楽しく充実したトレッキングを味わうことが出来た。
 夕食は、南極近くの海の幸をと海鮮料理のレストランに行く。水槽で大きなタラバガニが何匹も泳いでいたので、まるまる一匹奮発することにした。日本でもなかなか味わえない贅沢な晩餐になった。
<1.3Kgの大型タラバガニと記念撮影>

<足の先までしっかり身が詰まっていた>