南極旅行(5日目)12月24日(月)記W

 午前 クーバービル島(南緯62度)上陸
 昨日上陸したのは、南極半島近くの島である。今日の上陸は、正真正銘の南極半島への初めての上陸である。多くの島々に囲まれた内海にある、氷山の景観が見事なペンギンの島。
 朝食後、8時半上陸開始。
<青く輝く氷山の海にうかぶORLOBA号>

アメリカ政府募集で参加したツワーメンバー>
 30名ほどが、アメリカ政府援助のツワーに厳しい試験を受けて参加。(集合地点のウシュアイアまでの旅費のみ自己負担、ツワー料金はタダ。)地質学、海洋学、動物学、気象学等を専攻した学生中心のメンバー。みな若く元気いっぱいに資料の収集などを行っていた。メンバーの若者に聞いたところ、ツワー合格した時は飛び上がって喜んだそうである。

<海岸の岩場には、ゼンツーペンギンの大群が卵を孵化させていた。>

海岸の背後にそびえる雪山への2時間半ほどのトレッキングを行う。
<中間地点での休憩風景>

 1時間半ほどで、標高400m程の頂上に到達。115名の内、30名程が山頂にまでトレッキング。我々も老体に鞭打ちながらのトライ。
<山頂での記念撮影>
 天気もよく、上着を脱いでの撮影でした。

<山頂でのツーショット>
 背後に見える山は、かなり高そう。

下山後、海岸でゼンツーペンギンの撮影。
<イタズラしては、いけませんよ。と叱られているようなペンギン??>

午後 パラダイス海岸への上陸
 午後も、南極半島のパラダイス海岸への上陸だ。先にパラダイス海岸に上陸する班と、先に上陸用のゾディアックといわれるボムボートで湾内の氷山ツワーを行う班に分かれてのツワーである。我々は、先に上陸する班になった。
<ここには、1951年に建てられた、アルゼンチンのアルミランテ・ブラウン基地がある。>

標高100m程の丘へのトレッキングだ。30分ほどで頂上に着く。
<連なっての登山だ。>

<頂上からの湾内の撮影>

<下山は、超楽チンだった。>

<湾内では、ペンギンの群れが、餌を求めて泳いでいる。>

ゾディアックでの氷山ツワー 下山後、ゾディアックといわれるボムボートでの湾内の氷山ツワーだ。
<岩肌には、銅や亜鉛などの金属が噴出して、色々な色が付いている。>

<とにかくきれい。汚れ、人間の臭いがまったくない。>

<山の氷河から押し出されてくる氷山>

<自然の造形美だ>

<仲間のゾディアックとの比較で、氷山の大きさが実感できる。>

<こんな造形も自然のイタズラ>

<ちょうど仲間のゾディアックが空洞の向こうに見えた。>

<氷山の上で、寝そべるウエッド・ウエール・アザラシ>

<とにかく、大きくてきれい、まったく汚れがない。>

今夜はクリスマス・イブ
 今夜は、クリスマスイブのため、夕食は甲板でのバーベキューだ。
<飲み放題、食べ放題のバーベキュー>
 太りすぎに注意しよう。ここまででも結構太ってしまったようである。

<カモメ?もお相伴に参加>
 乗務員から、肉をもらっていた。

<サンタクロースに扮した乗務員の演出>

 上陸しての見学以外にも、夜は南極に関係した映画放映など盛りだくさんのメニューが用意されていて、飽きさせないよう配慮している