南極旅行(6日目)12月25日(火)記W

 午前 ルーメア海峡通過とピーターマン島上陸 
 今日の午前中は、幅400mたらずの細長いルーメア海峡の通過とアデリーペンギンの大規模なルッカリーがあるピーターマン島への上陸だ。
 朝起きると、クジラが見えるとの艦内放送があり、急いで飛び出し甲板に出る。100m程遠くに悠々とクジラが潮を吹きながら泳いでいるのがみえた。Humpbackクジラという種類とのこと。
<潮を吹いているところ>
 クジラの背中の右に白っぽく見えるのが潮です。

<ルーメア海峡の通過>
 両側を氷河の絶壁に挟まれた流氷の海峡を進んでゆく。時々氷河が崩れ落ちるのを見ることが出来るらしいが、我々は残念ながら眼にすることは出来なかった。

<海峡を抜けると、遠くの流氷の海にほかの観光船が見えた。>
 ここでは、めったに他の船を見ることはない。これは、ORLOBA号の数分の一の大きさの船だ。

 10時頃から、ピーターマン島に上陸。南緯64度44分、今回のツワーで到達する、もっとも南の地点である。黒目が可愛いアデリーペンギンのお出迎えだ。2時間ほどの散策を行う。
<急いで歩いてよくこけていた。>

 岩場で孵化したばかりのゼンツーペンギンの子どもが見えた。いつもの年より孵ったのが早いらしい。ラッキー!!
<母親?の足元から顔をだす赤ちゃんペンギン>


<氷山の上では、Crabeaterアザラシ一家が昼寝をしていた。>

<今回のツワーでの最南端地点で流氷をバックに記念撮影>
 斜め後ろのゴミのような黒点は、ペンギンです。

午後 ペレネアウ湾のクルージング 
 昼食後、二班に分かれてゾディアックで氷山のクルージングに行く。すこし雨が降っており、天候は良くない。ここの氷山は昨日見たパラダイス湾の氷山と違い、陸から離れていて少し丸みを帯びている。出来てからの年数が長いのか?
<波打ち際の形が何ともいえない曲線をしている。>

<船のような形をした大きな氷山>
 長さ50mは、ありそう。

<波打ち際の青い穴の色がきれいな氷山>

今夜は、クリスマス・スペシャル・ディナー
 いつものディナーも豪華であるが、今夜は七面鳥も加わって更に豪華なディナーが用意されていた。
<クリスマスツリーも飾られた。>
 ウエートレスは、美人ぞろいのロシア娘。

<APPETIZERも美味しかった。>

<二組のイスラエルから参加した人達と記念撮影>