オキナワ第一日ボ校 運動会(記W)
オキナワ第一日ボ校の運動会が6月21日(土)に行われた。天気予報では、今年一番の寒さになるという予報もあり当日の天気が心配されたが、時々お日様も顔を出すまずまずの運動会日和になった。
この学校は、1年生から8年生までの生徒数85名、日本語科の先生8名、西語科の先生15名である。日本の運動会と違って、殆んどの家から両親、祖父母が運動会に参加している。前日、父母会が用意した弁当は生徒だけでなく参観者全員へ配られるため約700食用意された。
競技は、高崎市の場合なら赤城、榛名、妙義団に分かれるところを、こちらでは赤組、白組に分かれての対抗戦形式で進められた。
<国旗掲揚>
こちらの式典では、ボリビア国歌及び君が代の斉唱と両国旗の掲揚が行われる。
<教師の手が入らない赤組、白組各々の応援合戦が見もの>
これも来賓による審査で得点にカウントされます。
<棒取り合戦>
3年生から6年生による棒取り合戦。6本の棒をどちらが何本取るかで勝負する。
<高学年のダンス>
ラパス地方で踊られているダンス「サヤ ネグラ」
<低学年のダンス「SHH」>
口紅を塗って結構色っぽいダンスをします。
<5年生から8年生まで、全員参加のバンダ>
ここの生徒の素晴らしいのは、このバンダを始め、次に紹介するエイサーなど全て有志でなく全員参加で行うことである。
6年生から8年生の上級生は、19種目のプログラムの内11種目に参加して、更に司会進行等の役割をもこなしていた。応援合戦では振り付けはもとより、下級生を指導しながら自分の種目も完成させるという立派な活躍ぶりであった。社会に出てから、この実行力は大いに役立つと思われる。
<鼓笛は日本と同様に人気種目です>
<全校生徒参加のエイサー>
8年生の三線演奏に合わせてのエイサー。
8月に行われる「豊年祭」では、第一から第三地域までの青年も参加したエイサーが披露される。これは規模も大きくさらに見ごたえがある。
<大玉ころがし>
1年生から8年生まで全員参加の大玉ころがし。8年生から始まり1年生まで赤白に分かれてのリレー形式で行う。低学年になると玉の方が大きいくらいで目的地へすんなりたどり着けない。
閉会式で、Hさんは2年間のボランティア活動に対して運営委員長から皮製の感謝状を頂き、最後に子どもたちに向けて言葉を贈ることが出来た。