帰国旅行(記W)

 このブログの最後にボリビアからの帰国旅行を書こうと思っていたが、帰国後インターネットの接続に日にちが掛かり、今になってしまった。
 帰国旅行の日程は、
 6月26日サンタクルス発 → マイアミ(1泊) → フィラデルフィア(2泊) → ニューヨーク(2泊) → ミシガン州ミッドランド(3泊) → 7月5日成田着
 サンタクルス朝9時発のAAに乗るため、7時頃空港に着いたらボリビアでお世話になったたくさんの人が見送りに着てくれた。お土産もたくさん頂き感謝。ただし、そのお土産の中に銀のペーパーナイフがあり機内持ち込みが出来ないので、いったん預けたトランクに入れてもらうため一騒ぎあり。
<見送りの人たちと記念撮影>

 マイアミには、予定通り着いたが入国審査で足止めを食らい、何の問題があったのか分からないまま別室で2時間ほど待たされた。最後に分かったのは、Hさんが手にクリームを塗っていたため、指紋が判別できなかったのが原因と判明。皆さんもアメリカ入国では気をつけてください。
 マイアミでは、天気が良くなかったので泳ぐことはできなかったが、海岸の散歩やおいしい海鮮料理を楽しみました。
<マイアミの海岸。泳いでいた人は数人だけ>

 翌日はフィラデルフィアに飛び、20年ほど前にO社の交換ホームステイで我が家に一ヶ月ほど滞在したJさんを訪ねた。今は結婚もしているお医者さんである。
 午後フィラデルフィア美術館を訪ねたり、おいしい夕食をご馳走していただいた。
 28日は、昔の職場のK君夫妻が今年の1月から隣町へ出向してきているので、J夫妻と一緒にバーンズ・コレクションへ印象派の絵画を見に行く。すばらしい作品群に圧倒される。
 Jさん宅へ一緒に戻り、旧交を温める。夕食は、中華街でおいしい中華料理を堪能。
<Jさんのマンションから見たフィラデルフィア市街>

 29日列車でニューヨークへ。アメリカでは初めて乗る列車である。車窓からの景色も良い。
 午後はグッケンハイム美術館に行くがお目当てのピカソゲルニカはなし。残念!
 夜は、Jさんに予約してもらっていたミュージカル「ブルーマン」を見る。結構楽しめるミュージカルでした。
<公演後、出口でのブルーマンとの記念撮影会>

 翌日は、MOMA美術館鑑賞と今年が最後のヤンキースタジアムでのニューヨークヤンキースのナイター見学である。松井選手が目当てであったが、残念ながら怪我で出場していなかった。
ヤンキースタジアムでの記念撮影>

<内野の3階席でよく見えるところでした。>

 2日は、午前中メトロポリタン美術館を鑑賞し、午後の便でデトロイト経由でサギナウ空港行きで、ミッドランドの友人宅へ。この町は、ダウケミカルの本社がありとても静かな所である。ダウが作った公園や博物館見学を楽しんだ。
<博物館にあった昔の耕作の写真>
  トラクターがない時代から、種まきなど自動化していた様子が良くわかる。

 これで、「ボリビアの風」のブログは最後である。今度は日本のことをボリビアの友人に知らせるために、「ボリビアへの風」と題して書こうか迷っている所である。
 ともあれ、日本の家族への近況報告のつもりで書き始めた「ボリビアの風」でしたが、思いがけずたくさんの方に読まれたようで感謝しています。とりあえずここでひとまず筆をおきたいと思います。2年間のご愛読ありがとうございました。