エキゾチックトルコ(7日目)

 今日は、トルコの小京都と言われている「サフランボル」を観光し、再びイスタンブールに戻る。行程600Kmの長旅である。サフランボルは、その昔この地域に香料のサフランの花が群生していたことから名づけられた人口約3万人の小都市である。木と白い土塀で造られたトルコ独特の家屋が今も数多く残っている。この街並みが1994年、「サフランボル市街」として世界遺産に登録された。
 町に到着し、最初にすり鉢状の町が眼下におさめられる「フドゥルルックの丘」に行く。素晴らしい眺めが楽しめる。

サフランの花。中心の細い雄しべを集めて染料や香料に使用するらしい。>

<商店街には、ぶどう棚がたくさん作られている。>

 サフランボルが最も栄えたのは、オスマン朝時代の14〜17世紀頃のこと。シルクロードへの通過点でもあったため、当時は馬の鞍や革靴作りを中心とした商業都市だった。
<昔ながらの革靴作りの職人さん>

<昼食は、街中のしゃれたレストランで肉団子入りのスープなどを。>

<レストランの入り口にあったメニュー どれも500円から1000円くらいの価格>

 観光後、一路イスタンブールへ。途中のドライブイン果物屋さん。トルコは食料の自給率が100%近い。

 イスタンブールに近づくと、夕方勤務帰りのラッシュアワーに遭遇。片側4車線のこちら側の道路は、1車線町から出るほうに使用されていた。

 今回の旅の夕食は、ほとんど宿泊のホテルだったが、今日はホテルが郊外にあることもあり、イスタンブールの旧市街のレストランに連れて行ったもらった。
<内装が素敵なレストラン>

<レストランからバスに戻る途中のイスラム寺院はライトアップされていた。>

 今日のホテルは、郊外にある「カヤ・ラマダ・プラザ・イスタンブール」五つ星ホテルで今日明日の2連泊を18階で過ごす。