彦部屋敷お茶会①(H記)

24日、桐生にある国重要文化財「彦部家住宅」で春の茶会が開かれた。1300年の歴史あるお屋敷で、濃茶・薄茶・野点(のだて)・点心席が設けられ、500人を超す人が優雅な茶席を楽しんだ。山をバックにして、広い敷地内に5棟になる建物があり、堀や石垣、池泉回遊式庭園を配しています。広大な敷地内には八幡様やお稲荷様、弁天様、天満宮が祭ってあるのに驚いた。49代当主の説明によると「室町時代に足利将軍の直参として仕えた彦部信勝を祖としていること。竹藪の真竹は4回も合戦に使われ、いずれも勝ち戦であった由。関ヶ原の合戦では徳川家康の命により彦部家の竹に旗を付けて戦った由。」いまどき重要文化財の家に住みながら保存していくのには相当なご苦労がおありだと思うが、誇りある生き方だと感心した。
<大きな長屋門が私たちを迎えてくれました>

<母屋>

<冬住み>

<大きな梁>

なぎなた掛けもありました>

<49代当主と真竹の竹藪をバックに>