世界遺産 富岡製糸場(記W)

 アメリカ在住のK夫妻が久しぶりに群馬を訪ねてくれた。歴史好きのR.K婦人の希望で、「世界遺産 富岡製糸場」と「安中教会」を訪ねることにした。
 10時26分に高崎駅に迎えに行き、その足で高崎から40分の富岡に向かう。
 上州富岡駅東駐車場(無料)に車を置き、20分程かけて街を散策しながら富岡製糸場へ向かう。
<いろいろな試食を楽しみました。>

 平成26年6月カタールのドーハで開かれた第38回世界遺産委員会で「富岡製糸場と絹産業遺産群」は世界遺産登録となりました。10年以上かけて「製糸場を世界遺産に」と取り組んできたボランティアの方々や関係者の喜びは一入でした。
<東置繭所>

富岡市のイメージキャラクター お富ちゃんと>

<繰糸所 繭から生糸を取る作業が行われていたところです。創業当時はフランス式の繰糸器300釜が設置され、世界最大規模の製糸工場でした。>

 繰糸所内では、ビデオで繰糸状況が紹介されていました。このビデオは、現在も操業を行っている、近くの碓氷製糸工場で撮影されたものです。妙義山を背に受け、天然のミネラルをたっぷり含んだ碓氷川の水の恵みを受けて、最高の環境で生糸作りを行っているとのことです。

 指導者として雇われたフランス人ポール・ブリュナが家族と暮らした首長館(ブリュナ館)

<来館記念写真>

<東置繭所内の展示場では、蚕の飼育がおこなわれていました。>

 群馬に住んでいながら、一度も訪れていなかった「世界遺産 富岡製糸場」にR.K婦人のおかげで行く機会に恵まれたことに感謝しています。