桐生散策

 晩秋の穏やかな週末、桐生の彦部家(ひこべけ)住宅を訪れました。
 間口一間半もある扉口の長屋門が出迎えてくれました。大銀杏が色づいて、江戸時代にタイムスリップ。

1580年創建になる重文の彦部家住宅。脇に植えられた棕櫚は300年以上経っているとのこと。

 母屋は2時を過ぎると敷地内にあるテウス山の陰になるために「冬住」という隠居所を建て、習字・お茶・お花・着付け・吟行を教えていたそうです。

 石垣はヤハズ積で敵の侵入に備えて折れ曲がっています。

 十代目当主が出てくる朗読劇「玻璃の橋」が朗読家・白川裕子さんとお弟子さんで演じられました 🎵ギタリストは味曽野貴由さん。

 午後は、板紅葉を見に宝徳寺に足を延ばしました。
 境内にある100本以上の木々の紅葉は遅かったです。本堂では会社の人たちが参禅していました。ですから、板紅葉は見られませんでした。