高山コンサート(H記)

3年前の6月に私が所属する団体でアリーナ・ウーさんをお呼びしたのがご縁となり、群馬の高山に住む彼女のコンサートへ行くようになった。ウーさんのおじい様は元樺太のロシア領事。10代後半で日本政府の給費留学生としてプラハアカデミーでピアノを学ばれたアリーナさんは台湾人のテノール歌手ウーさんと結婚。お二人で御殿のような家を建てて、幸せの絶頂にある時に突然ご主人を亡くされ、3年間は何も手につかなかったそうです。
そんな辛い思いを胸に、4月から11月まで月1回金、土、日の3日間ご自宅を開放されてピアノコンサートを開かれています。今月はプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」よりバレー音楽の演奏でした。アリーナさんはご自身でドラマの脚本を書かれて朗読をしながらピアノを弾かれます。彼女はこれを「ピアノドラマ」と呼んでいます。でなたでも2,000円でくつろぎのひと時が持てますので、どうぞお越しください。
<山には桜が見ごろでした>

<高山には天文台があります>

<アリーナさんのお城>


<演奏は自作のドレスで>

<ご主人の写真>

<2階から下を見たところ>

<いつもにこやかなアリーナさんと>

<演奏後のお茶の時間・ケーキはアリーナさんの手づくり>